中国の個人マネー1100兆円、投資にシフトなら金融市場の追い風に
- 低金利環境で着実なリターンを求める投資家が増えている
- 当局は過熱を警戒、緩やかな強気相場を育みたいと考えている
上海
Photographer: Raul Ariano/Bloomberg中国で今年満期を迎える約7兆ドル(約1100兆円)の定期預金を抱える一般世帯が、より高い利回りの投資先を探している。この動きが、本土の金融市場にさらなる追い風をもたらす可能性がある。
長期化する不動産危機と株式リターン低迷を受け、多くの人々が銀行預金という安全資産に資金を移し、貯蓄がこれだけの規模に膨らんだ。金利が約1%まで低下する今、その資金は新たな受け皿を探し始めている。