富める者が生き残る-トランプ氏目当てにダボスに集結するエリートたち
- 従来の世界経済の理念、トランプ米大統領が根底から揺さぶる
- WEFは過去最大の参加者数を予測、60人超の国家元首が出席の予定
力を背景に国益を押し通す「砲艦資本主義」、「MAGA(米国を再び偉大に)」派マルクス主義、テクノ封建主義。どう呼ぶにせよ、トランプ米大統領が、スイスの山岳リゾート、ダボスに集うエリートらが抱いてきた世界経済の理念を根底から揺さぶっているのは確かだ。そこは「選ばれた者」たちが集う場であり、富と権力の象徴として知られる。
19日からの世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)開催に当たり、スナク前英首相は、高級ファッションブランド「モンクレール」のダウンに身を包んだ最高経営責任者(CEO)やヘッジファンドの大物、人工知能(AI)関連企業の富豪が腹の底で感じていることを、身をもって認識している。