FRB、バランスシートの最適規模巡り三つの目標でトレードオフに直面

  • 小さなバランスシート、短期金利の変動抑制、市場介入の限定の三つ
  • 「バランスシートのトリレンマ」についてFRBエコノミスト論文公表

首都ワシントンのFRB本部

Photographer: Stefani Reynolds/Bloomberg

米連邦準備制度は中央銀行として現在、6兆5000億ドル(約1031兆円)規模のバランスシートを抱える。大幅に膨らんだバランスシートを圧縮するプロセスのうち、米国債保有の縮小は昨年12月で終了したが、バランスシートの規模をどの程度にすべきかという問題に対処する必要がある。当局のエコノミストがこう指摘した。

  最適規模の決定に当たっては、「小さなバランスシート」「短期金利の変動抑制」「市場介入の限定」という三つの目標の間でトレードオフが生じると、連邦準備制度理事会(FRB)のブルク・ドゥイガンバンプ氏とR・ジェイ・カーン氏が14日公表の論文で指摘した。