Karishma Vaswani, コラムニスト

台湾有事、起こり得ないとの決め付けこそ危険

  • 米国がイランやベネズエラを巡る外交課題に気を取られるリスク
  • 日米、危機時に即応できる部隊と兵たんも整えておく必要

中国・北京の天安門広場で軍事パレードに出席した習近平国家主席

Photographer: Lintao Zhang/Getty Images AsiaPac

中国共産党の習近平総書記(国家主席)が抱く野心の中核は台湾との「祖国統一」だが、攻撃を仕掛け失敗すれば、中国側が負う代償も甚大だ。

死傷者や経済への打撃、人民解放軍の信頼性低下、国内の不安定化など、いずれもその悪影響は計り知れない。それでも、こうしたリスクが、習氏の行動を確実に抑止する保証はない。