三菱商事が過去最大の買収、米国シェールガス事業を1.2兆円で取得

  • 28年3月期に純利益で約700億-800億円の貢献、米ではLNG生産活発化
  • 中長期では需要に不透明感、不安定な業績を招く懸念も

三菱商事は米エネルギー投資・開発会社のエーソン・エナジー・マネジメントのシェールガス事業を買収すると発表した。出資額は52億ドル(約8300億円)。負債も含めた買収総額は1兆2000億円と、三菱商事にとって過去最大の取引となる見込み。

  同社は非上場の天然ガス開発企業で、テキサス州とルイジアナ州にまたがるヘインズビル・シェール盆地の主要な掘削事業者の1社。今年4-6月にも買収する。中西勝也社長は16日に都内で開いた記者会見で、買収後に天然ガスの増産を計画していると説明。また事業パートナーを探しており、液化事業者や電力関連企業などすでに複数から打診を受けていることを明らかにした。