ベーシス取引、1.5兆ドル規模に膨張-注視必要とモルガン・スタンレー
- 19年のピークに比べ75%拡大-調達逼迫時や市場混乱時にリスク
- 20年は市場変動を増幅、ヘッジファンド損失でFRB介入招く
米国債の現物と先物の価格差から利益を狙うベーシス取引は、約1兆5000億ドル(約239兆円)規模に膨らんでおり、2020年に見られたような市場混乱の再燃を避けるため、綿密に監視する必要がある。モルガン・スタンレーのストラテジストが指摘した。
同社の推計によると、ヘッジファンドが多用するこの戦略の規模は、19年のピークに比べ75%拡大している。ベーシス取引の想定取引額の増加は、近年の米国債発行額の伸びを上回っている。