中国金属市場に投機熱、商品値上がり見込む株式ファンドも参入

  • 上海先物市場で昨年12月の総売買代金が急拡大
  • 通貨価値の目減りを見越した「ディベースメント取引」も散見
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の金属市場が投機熱に包まれている。世界的な需給逼迫(ひっぱく)と工業需要を背景に銅やニッケル、リチウムといった商品の相場上昇が続くと見込むトレーダーやファンドが、積極的に買い入れている。

  上海で取引される6つの卑金属で未決済建玉が過去最高に急増し、極めて強い地合いとなっている。地政学リスクの高まりに加え、中国と米国で金利が低下するとの期待も、投資家が原材料に資金を投じる一因だ。