銅価格が最高値更新、初の1万3000ドル台-関税懸念やリスク選好
- 米国による銅関税導入の可能性やチリ銅鉱山でのストライキを意識
- テクノロジー株への期待を背景とした株式相場の上昇も追い風
銅相場が最高値を更新
Photographer: Dhiraj Singh/Bloomberg銅相場が5日の取引で史上最高値を更新した。需給逼迫(ひっぱく)を巡る懸念に加え、金融市場全般でリスク選好ムードが広がっていることが背景にある。
ロンドン市場で取引される指標先物は一時4.3%上昇し、初めて1トン=1万3000ドル台に乗せた。年内に関税が導入される可能性を見据え、ここ数週間に米国向けの出荷が拡大しており、他地域での供給が減少している。さらに、チリのマントベルデ鉱山でのストライキは、世界的な需要拡大局面において出荷リスクが生じる余地があることを改めて示した。