養命酒の非公開化案、KKRの優先交渉権が失効-今後は筆頭株主と協議

  • 提案されていた買い付け価格は4282円、30日終値は5480円
  • 筆頭株主からも非公開化の意向、今後具体的な手法で協議

薬用酒メーカーの養命酒製造は30日夜、非公開化に向けた入札で米投資会社KKRに付与した優先交渉権を失効させたと発表Bloomberg Terminalした。同日朝の時点では優先交渉権の付与を明らかにしていたが、筆頭株主から株式売却の応諾を得られず、一転して断念する格好になった。交渉の行方は見通せない情勢だ。

  KKRは株式公開買い付け(TOB)を通じた養命酒の非公開化を提案していた。養命酒は発表資料で、KKRが提案した買い付け価格が4282円だったとも明らかにした。株価は今夏にブルームバーグが養命酒の非公開化検討を報じてから上昇しており、30日終値で5480円だった。直近の半年間で70%以上、上昇している。