トランプ氏、台湾包囲演習を重大視せず-「習氏から何も知らされず」

  • 中国が長年続けてきた演習の延長線上にあるとトランプ氏は位置付け
  • 「習主席と素晴らしい関係を築いているが何も私に知らせなかった」

中国の陸海空軍とロケット軍は29日、実弾射撃訓練を含む演習を台湾周辺で実施

Photographer: Adek Berry/AFP/Getty Images

トランプ大統領は29日、中国軍が台湾を取り囲む形で同日実施した実弾演習について、習近平国家主席から「何も」知らされていないと述べる一方、中国が長年続けてきた演習の延長線上にあると位置付け、重大視しない考えを示唆した。

  世界の二大経済大国である米中両国は今年10月30日、韓国・釜山で開いた首脳会談で、一部関税や貿易制限措置を1年間停止することで合意した。来年4月のトランプ大統領訪中に向け調整も行われており、今回の発言からは、中国との合意を損なうことを避けたい米側の意向がうかがえる。