プライベートクレジット、収益力に陰り-融資利幅縮小で投資家に慎重論

  • BDCのパフォーマンス、S&P500を20年以降で最も大きく下回る見通し
  • 従来のリターンを維持できるのか、懐疑的な見方が広がっている

プライベートクレジット市場で資金供給を担う事業開発会社(BDC)の株価パフォーマンスは、今年、S&P500種株価指数を2020年以降で最も大きく下回る見通しだ。1兆7000億ドル(約265兆円)規模の同市場の将来性に疑問を投げ掛ける投資家も出てきている。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、直接融資を手掛ける41の投資ビークルを追跡するクリフウォーターBDC指数は、12月24日までに年初来約6.6%下落した。一方、S&P500種は約18.1%の上昇だった。2023年と2024年には、BDC指数はそれぞれ約25.4%、14.1%上昇していた。