【日本市況】中長期債が下落、財政拡張と利上げ継続懸念-株も安い
師走のJR新大阪駅で新幹線を乗り降りする乗客ら
Photographer: Buddhika Weerasinghe/Bloomberg30日の日本市場は中長期債が下落。新発2年債利回りは1996年以来、新発5年債利回りは2008年以来の高水準を更新した。財政拡張への不安や日本銀行の利上げがインフレの後手に回ることへの懸念が根強い。株式も下落。円の対ドル相場は156円近辺でもみ合った。
三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは「日銀の利上げが後手に回るビハインド・ザ・カーブを意識した売りが出たのかもしれない」と語る。財政拡張懸念と日銀が利上げペースを速めることへの懸念から、来年も金利は上昇方向とみており、長期金利は年末までに2.7%に上昇すると予想する。