EV電池で世界制したCATL、成功の代償に直面-事業モデル転換探る

  • 創業者はTDKに最初の会社を売却-BMWとの契約がCATLの転機に
  • CATLを際立たせているのは生産ラインの効率性

世界最大のバッテリー工場は、中国南東部の福建省寧徳にある。電気自動車(EV)用バッテリーで世界をリードする寧徳時代新能源科技(CATL)の旗艦施設だ。

  工程の大半は自動化されているが、それでも、わずかな欠陥も見逃さないよう訓練された検査員が、工場内の各所で監視に当たっている。検査を終えたアルミニウム製ケース入りの電池パックは棚に積まれ、数時間から数日間静置された後、世界各地のEV工場へ出荷される。