米国の医療を変える肥満症治療薬とは、錠剤版登場で次の成長段階へ

  • 劇的な体重減少だけでなく肥満症以外の病気にも効果期待
  • 注射薬は高価で保険適用範囲狭いが錠剤版で多くの患者が利用可能に

米国の医療を変える肥満症治療薬

Photographer: ANDREJ PEUNIK/E+

肥満症治療薬「GLP-1受容体作動薬」が、医療の姿を大きく変えつつある。長年減量に苦労してきた人々の中には、この薬の投与により劇的な体重減少を実現する例もあるほか、肥満症以外の病気にも効果が期待されている。

  これらの注射薬は、米イーライリリーとデンマークのノボノルディスクが開発。両社に巨額の利益をもたらしてきた。両社の競争も激しさを増している。