来年度予算122兆円超で最大、金利上昇で国債費膨張-積極財政の足かせ
- 歳出総額の前年度当初比7.1兆円増のうち、国債費が4割超を占める
- 歳入に占める国債の比率は24.2%に低下、「財政規律に配慮」と首相
政府は26日、一般会計総額122兆3092億円の2026年度当初予算案を閣議決定した。政策経費の増加に加えて国債の利払い費などが押し上げ、過去最大を更新した。金利上昇が高市早苗首相が掲げる積極財政の足かせになっている。
歳出総額は前年度当初比で7兆1114億円増加した。主因はこのうち3兆579億円増えた国債費で、全体の伸びの4割超を占める。国債費は利払いや償還に充てる費用で、足元の金利上昇で大幅な増額となった。積極財政で政策経費を積み上げたというより、内情は借金の返済費用などがかさんだという方が近い。