2026年も貿易は試練の年に、世界が安心して年を越せない理由とは

  • 2025年は「トランプ関税の年」、26年は「その顛末の年」に
  • 最大級の不確実性は最高裁、トランプ氏敗訴なら関税返還が焦点

米国とカナダ、メキシコは2020年発効の自由貿易協定を見直す

Photographer: Patrick T. Fallon/Getty Images

世界の貿易システムは類まれな大変革の一年を終えようとしている。その安定と成長を、さらに新たな試練の年が待ち受けている。

  トランプ米大統領が関税の壁を世界に張り巡らせたものの、財の貿易は2025年を通じてまずまず持ちこたえた。海運業界のベテラン、ジョン・マッカウン氏が指摘したデータによれば、世界のコンテナ輸送は10月に前年同月比2.1%増加した。