森林火災リスクのCAT債発行急増、モデル改善で投資家の関心高まる
- 保険会社は森林火災リスク含むCAT債を今年50億ドル超発行・販売
- 気候変動に伴う火災頻発で保険会社は資本市場にリスク移す方法模索
「イートン火災」で火が燃え移った住宅の消火活動に当たる消防士(カリフォルニア州アルタデナ、1月8日)
Photographer: Michael Nigro/Bloomberg代替投資の運用担当者が森林火災リスクに連動するカタストロフィー(CAT)債に大きな関心を寄せるようになっている。数年前までモデル化が非常に難しいとされていた分野だ。
保険関連証券の市場動向を追跡するアルテミスによると、保険会社は今年、森林火災リスクへのエクスポージャーを一定程度含むCAT債を50億ドル(約7800億円)超発行し投資家に販売した。これは2024年実績の倍以上に相当する。過去数年は数千万ドル規模の個別案件が散発的に出る程度だった。