ユニクロの東京旗艦店を柳井氏と歩く「買う立場で考える、全部」−世界26市場を支える経営哲学

  • 柳井氏のユニクロでの買い物に同行、手触りや縫い目を確認
  • アジア地域以外への拡大で成長目指す、認知度に課題も

ある晴れた秋の日の午後、東京・銀座にある「ユニクロ TOKYO」の店頭には、バラやカーネーション、デルフィニウムが花車からあふれるように並んでいた。黄色、白、紫の花々にシンクロするように、自動ドアを抜けた先には同じ色合いのラムウールのセーターが陳列されている。

  偶然ではない。「合わせている」とファーストリテイリング創業者の柳井正氏は明かす。「これがあると色に気を使うようになる。服を選ぶときもまず色を選ぶじゃないですか」。