ビットコインの変動性上昇、230億ドルのオプション満期控え
- 満期額は大手取引所の全建玉の半分超、ボラティリティー増幅も
- ビットコインは最高値12.6万ドルから3割下落、市場心理は依然脆弱
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは、2025年最後の数週間に強い圧力にさらされていることがオプション市場の動きに示されている。約230億ドル(約3兆6000億円)相当のオプション契約が来週26日に満期を迎える予定で、すでに高水準にあるボラティリティー(価格変動率)をさらに増幅させる恐れがある。
満期を迎える額は、最大のビットコインオプション取引所デリビットにおける全建玉の半分以上を占める。建玉の積み上がりは、一段と危うさを増す市場で相場下落リスクが続くと想定されていることを映している。ビットコインは米国時間17日に1時間で乱高下し、ロング(買い)とショート(売り)の両方のポジションで連鎖的な清算が起きた。暗号資産市場全体の時価総額は3兆ドル前後で推移している。