女性の海外駐在が増加、総合商社では10年で比率約2倍に-両立後押し

  • 伊藤忠、女性駐在員らに卵子凍結や海外での不妊治療の費用を補助
  • 海外駐在の経験、トップマネジメント昇格に重要な要素-識者

これまで男性社員が中心だった海外駐在に派遣される女性が少しずつ増えている。海外で働く機会も多い大手商社5社に聞き取りを実施し合算したところ、2025年4月時点の女性駐在員の比率は約9%と、15年の4%に比べて増えた。会社側も、結婚や出産などと両立できるよう後押しする。

  伊藤忠商事の濱本智子氏は入社4年目・27歳の時に、中国・深圳で2年間の駐在を経験した。入社1年目から駐在に行きたいと希望しており、「結婚を目前にして駐在になったらどうしようと思っていたので、早く行けて良かった」と話す。