中国不動産開発の万科、社債返済延期で必要な債権者の支持得られず

  • 12月15日償還債の期限延長案は承認されず、債務不履行リスク高まる
  • 他2つの計画含めた3案いずれも否決、20億元相当の返済1年先送り案

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国不動産開発大手の万科は、提案していた人民元建て社債(12月15日償還)の返済期限延長案について、債券保有者の十分な支持を得られなかった。かつて中国で販売額最大を誇った同社のデフォルト(債務不履行)リスクが一段と高まっている。

  債券保有者が採決した同提案と、他の2つの計画を合わせた3案は、20億元(約440億円)相当の債券返済を1年先送りするのを容認する内容だった。だが、いずれも可決に必要な90%超の支持は確保できなかったことが、中国銀行間市場交易商協会への提出資料で分かった。