米軍の輸送機「オスプレイ」、過去2年で事故率が上昇-報告書
- 2007年の運用開始後で最も包括的な調査報告書、米政府監査院が公表
- 事故の大半は機体構造やエンジン部品の不具合、人的ミスに起因
米政府監査院(GAO)が12日に公表した新たな報告書によると、米軍が運用する輸送機「V22オスプレイ」では近年、事故率が上昇している。度重なる事故に見舞われてきた同機は、過去2会計年度における重大事故件数が、その前の8年間の平均をいずれも上回ったという。
2007年の運用開始以降で最も包括的な調査となる同報告書は、複数の死亡事故を起こしてきたオスプレイの実績が悪化していることを浮き彫りにした。オスプレイは海軍航空機の中で「重大」リスクの数が2番目に多く、そうしたリスクが平均9年間も未解決のままとなっていることも判明した。これは他の機体を上回る水準だ。