スペースXが目指す高額IPO、壮大な宇宙ビジョンが評価額の支え

  • スペースXは1兆5000億ドルの大胆な評価額でIPOを計画
  • 軌道上データセンターから火星有人定住まで、マスク氏の壮大な構想
Photographer: Cate Dingley/Bloomberg

イーロン・マスク氏の航空宇宙事業スペースXが、来年の上場で時価総額1兆5000億ドル(約234兆円)という大胆な評価を得るには、投資家がロケット・衛星事業をめぐる同氏の壮大な構想を信じる必要がある。同氏の構想には、軌道上データセンターや月面工場、さらには火星での有人定住までが含まれる。

  スペースXが計画する新規株式公開(IPO)は、世界最大規模となる可能性がある。事情に詳しい関係者によると、同社の収益は2026年に220億-240億ドルとなる見通しで、大部分は衛星インターネット事業のスターリンクの寄与だという。