中国の人民元安、貿易不均衡拡大の一因-IMF姿勢に微妙な変化

  • より大胆な景気対策実施や為替相場の柔軟性向上を中国に促す
  • ファンダメンタルズを反映し、市場に基づく為替相場望む-専務理事
IMF branding.Photographer: Kent Nishimura/Bloomberg

国際通貨基金(IMF)は、中国の輸出急増と貿易不均衡の拡大について、人民元の実質的な下落が一因になっていると指摘した。元安への懸念が世界的に高まる中、微妙な姿勢の変化を示した。

  中国経済に関する審査Bloomberg Terminal(対中4条協議)終了後に示された、慎重な文言の声明で、IMF当局者は、中国のインフレ率が貿易相手国の水準に比べて低いため、実質的に人民元が弱くなっていると説明した。また、中国当局に対し、消費を喚起するため、より大胆な景気対策を講じることや、為替相場の柔軟性を一段と高めるよう促した。消費てこ入れは消費者物価の押し上げにつながる見通し。