ブロックトレードが活況、過去最大規模の金額に-政策株売却で利用も
- 狙った投資家属性への売却が可能、機動性なども選好される理由に
- 株主構成への意識変化、企業統治改革やアクティビスト台頭も背景
日本市場でまとまった株式の取引を行うブロックトレードが過去最大規模に膨らんでいる。政策保有株の売却に際して特定の投資家層に素早く販売できる利点が注目を集めている。
ブルームバーグがまとめたデータによると、今年のブロックトレードは少なくとも1兆3000億円に上り、比較可能な2002年以来で最大の金額となっている。主な案件ではトヨタ自動車や第一三共株など1000億円以上の取引が確認された。また、米投資会社のベインキャピタルはキオクシアホールディングス株を3000億円規模のブロックトレードで売却した。