脱炭素素材のTBMがグロース市場上場に向け準備、1000億円超え視野に
- 黒字化にめどとCFO、早ければ27年も-新興企業では大型上場の可能性
- 上場で海外展開加速、「カーボンクレジット」参入の計画も
脱炭素につながる新素材を開発するTBM(千代田区)が東証グロース市場での新規株式上場(IPO)に向けた準備に入った。早ければ2027年の上場も視野に入る。中島正剛最高財務責任者(CFO)は、現在の企業価値の約1300億円を上回る時価総額での上場を目指しているとし、国内スタートアップとしては大型上場となる可能性がある。
中島CFOは今月のインタビューで、これまで優先させてきた単年度営業損益の黒字化について早晩実現できるめどが立ったことから上場についても「そう遠くないタイミングで実現できる」見通しと話した。時期については来年はないとする一方、27年については「選択肢から外れているわけではない」と述べた。既に主幹事証券会社や監査法人を選定し、個別に投資家の関心を探っている段階という。