中国のレアアース輸出規制強化、半導体や防衛など広範な影響に警戒感

  • 中国はレアアース採掘の70%を支配、米国など各国は供給確保に奔走
  • 鉱業や自動車、再生可能エネルギーなどへの影響も投資家は注視

ホルミウム、ユウロピウム、イッテルビウム、ツリウム、エルビウム。こうしたレアアース(希土類)の名前は、投資の教科書にはほとんど登場しない。だが今や、ウォール街の辞書に欠かせない存在となりつつある。

  レアアースは、高性能兵器や最先端の半導体、ハイテク自動車の製造に使用されている材料だ。世界のレアアース採掘の約70%、精製の約90%を支配する中国が、これらの資源へのアクセスを制限している。