社債スプレッドって何? ニデック問題が映す「企業の信用リスク」

モーターメーカーのニデックによる不適切会計の疑惑が、株式市場だけでなく社債市場にも波紋を広げている。ニデック債と国債の利回り差、いわゆる「社債スプレッド」が過去最大に拡大した。企業の信用力を投資家がどのように測っているかの一つのバロメーターを解説する。

  社債スプレッドとは、企業が発行する社債と、国が発行する国債の利回り(投資に対して得られる利益の割合)の差を指す。国債がほぼリスクゼロの資産とみなされるのに対し、社債には倒産などの信用リスクがあるため、投資家はその分のリスクプレミアムを求め、利回りは国債より高くなる。