ニデック、やっと3月期有報-監査法人が異例の「意見不表明」って?

ニデックが26日、提出期限とされた25年3月期決算にかかる有価証券報告書(有報)をようやく提出した。ほとんどの企業が金融庁の定める決算後3カ月の期限を守って提出する中、ニデックはなぜ提出が遅れたのか。監査法人による異例の「意見不表明」とともに背景を解説する。

  ニデックは今年6月、イタリアの子会社で生産したモーターの原産国の申告に誤りがあり、関税の未払いが発生した可能性があるとして調査に着手した。3月期決算の同社は、4月24日に決算発表を済ませたものの、監査完了には「相当な長期間を要する」ため、有報提出を期限から3カ月近く遅れの9月26日に延長申請した。