日銀のETF売却「100年計画」に市場は安堵、具現化で不確実性後退
- 「白黒はっきりさせた」点はポジティブ、売却額小さく吸収可能の声
- ファストリなど一部銘柄には二重売り懸念、相場の先高観は崩れず
日本銀行が保有する上場投資信託(ETF)の大量売却計画を明らかにし、株式市場では安堵(あんど)感が広がった。年間の売却額が小さい上、実際の処分期間も100年以上と長期に及び、需給面で相場を押し下げる力は弱いとみられているからだ。
東海東京インテリジェンス・ラボの鈴木誠一チーフ株式アナリストは「日銀がいつETFを売り始めるのか気にしている投資家は多かった」と指摘。売却が100年がかりの計画となることが分かり、市場への影響がほとんどないと「白黒はっきりさせた」点はポジティブだと言う。