サントリーHD海外戦略に暗雲、創業家社長に試練-新浪氏退任で
- 海外RTDや国内ビールシェア拡大など課題山積-識者
- 上期は営業益3割減、先行き不透明感や消費減退が重しに
サントリーホールディングス(HD)の鳥井信宏社長は、就任からわずか半年で試練に直面している。成長のけん引役だった新浪剛史氏が、違法性の疑いのあるサプリメント購入で警察の捜査を受けて会長を退任し、海外戦略を含む事業の持続・拡大と信頼回復が急務となっている。
「経営戦略は何ら変わることはない」。鳥井氏は2日の緊急会見で、新浪氏が進めてきた方針を維持する考えを示した。会長退任の影響が業績や信頼に及ぶ懸念もあり、「先頭に立って事情を説明させて頂き、1日も早い信頼回復に努めていきたい」と述べた。