バフェット効果の商社株に試練、薄れる割安感-投資家も踊らず

  • 三菱商事の予想PERは少なくとも2005年以来の高水準
  • 積極的に買う局面ではない-アバディーンの荒川氏

米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の保有効果で上昇してきた商社株の先行きに陰りが見え始めている。バリュエーションが拡大し、新規の買いを入れることに慎重な声が増えているためだ。

  ブルームバーグのデータによると、三菱商事の予想株価収益率(PER)は少なくとも2005年以来の高水準、伊藤忠商事の株価純資産倍率(PBR)は08年以来の高さに達している。三井物産住友商事丸紅を合わせた5大商社を含むTOPIX卸売業指数の予想PERも1年超ぶりの高水準だ。