熱波の死者50万人時代、人体の限界探る研究者-室温40度で自ら実験台
- オタワ大のケニー氏ら世界の科学者が猛暑再現してシミュレーション
- 暑さによる作業効率低下の年間コスト、2030年までに2兆4000億ドル
カナダの研究者グレン・ケニー氏(61)はこの夏、室温を40度に設定したオタワ大学の実験室に3日間こもった。
目的は、猛暑に体がどこまで耐えられるのか調べることだ。カナダで数百人の命を奪った2021年の熱波発生時と同様の室内環境を再現した。実験1日目は平気。しかし、2日目までに深部体温は一時40度近くまで上昇し危険レベルに近づいた。3日目までには体重が約4.5キロ減少した。