「桐生のバフェット」に買い場到来、グロース市場改革でテンバガーの夢
- おでんの屋台から富を築いた須田氏、停滞する小型株の潜在力見極め
- 「上場5年後時価100億円超」に上場維持基準引き上げ、投資妙味と識者
群馬県桐生市。かつて織物産業で栄え、真夏の最高気温が40度を超えることもある猛烈な暑さでも知られるこの町に近年、資金繰りなどの問題を抱える上場企業の経営者が頻繁に訪れるようになった。地元在住の投資家、須田忠雄氏(79)と会い、出資の確約を取り付けるのが目的だ。
資産家で長期投資を基本とし、経営にあまり口を挟まないことを信条とする須田氏は資金調達に困った企業の駆け込み寺となっている。地方都市に身を置き、企業価値を見極めて投資に取り組む姿勢は「オマハの賢人」と呼ばれ、同氏もお手本とする米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏のイメージと重なる。