世界的に「不安定な」貿易環境、経済成長に打撃-IMF最新予測

  • 今年3%成長に減速へ、24年は3.3%-4月予想からは小幅上方修正
  • 低調な中期的成長、その傾向続く可能性がある-チーフエコノミスト

世界経済はトランプ米大統領の関税政策に対し一定の耐性を見せているものの、弱体化は続いており、貿易ショックの影響を受けやすい状況に変わりはないと国際通貨基金(IMF)が予測した。

  IMFは29日に最新の世界経済見通し(WEO)を発表。2025年の世界経済成長率は3%と、24年の3.3%から減速する見通しだ。前回4月時点の予測からは0.2ポイント引き上げられたが、これは主に関税を想定した前倒しの動きといった、経済活動のゆがみが反映されている。