ソフトバンクG出資の印オラ・エレクトリック失速-EV発売に至らず

  • 昨年ムンバイ市場に華々しく上場、今年に入り株価が約52%下落
  • インドの有力スタートアップ各社が直面する成長に伴う痛みを象徴

ソフトバンクグループが出資するオラ・エレクトリック・モビリティーのスクーターが、インドの巨大な二輪車市場で手頃な価格の新製品として高い需要を得ていた3年前、共同創業者で最高経営責任者(CEO)のバビッシュ・アガルワル氏は数週間にわたり英国に滞在していた。

  同氏は英自動車産業の中心地コベントリーに研究開発拠点を設立。ジャガーやアストンマーティンのデザインを手がけた業界の大物らを高額で採用し、自社製電気自動車(EV)の開発を目指した。米EVメーカーのCEO、イーロン・マスク氏のようになることがアガルワル氏の夢だった。