バター高騰、クロワッサンや家庭の台所にも打撃-世界で需給逼迫
- 家畜の病気やアジアの需要、乳業メーカーの選択が価格押し上げ
- バター消費量は前年比2.7%増加、生産量は8年で最低水準の見込み
パリ9区と10区にある人気のパン屋、「マミッシュ」の看板商品パン・オ・ショコラやクロワッサンに欠かせない材料であるバターが今、深刻な供給不足に直面している。
同店が長年取引してきた通常の仕入れ先からはもはや、ペストリーを作るための特別なバターを安定的に入手することができなくなった。このフランス産バターは、折り込み生地を作る際に用いられるもので、クロワッサンなどの食感と風味に不可欠だ。マミッシュは供給確保のため他のルートを探しているが、それにはコスト増という代償を伴う。