サウジへの直接投資に勢いの兆し、海外資本誘致の取り組みが奏功

  • 1-3月FDIは前年同期比24%増、22年以降で最も好調なスタート
  • 皇太子主導の経済多角化に向けて直接投資は最重要課題

サウジアラビアへの海外からの直接投資(FDI)が2022年以降で最も好調な滑り出しを切った。海外資本の誘致によって国家の経済目標を支える取り組みが成果を上げつつあることを示している。原油相場の低迷や石油の輸出収入減少などが重なり財政赤字が膨らむ中、サウジにとってFDIの重要性が増している。

  29日に発表された統計総局の速報値によると、1-3月(第1四半期)のFDIの流入額は64億ドル(9250億円)で、前年同期比24%の増加となった。前の四半期は1年ぶりの高水準だったが、今回もそれに近い数字となった。