AI氷河期時代の到来か、過酷な米新卒者の就職事情-内定は狭き門

  • 22-27歳大卒者の失業率、約4年ぶり高水準5.8%-全国平均上回る
  • 専攻別の失業率、コンピュータ工学は3番目に高い水準-NY連銀

米アリゾナ州立大学を5月に卒業したロバート・トロウさん(21)は、正社員の職を得るのがこれほど困難だとは想像もしていなかった。推薦状や家族や卒業生の人脈に加え、JPモルガン・チェースでの夏季インターン経験もあった。金融専攻らしく、大学4年になって応募した300件の就職先すべてをスプレッドシートに記録していたが、結果は厳しいものだった。

  面接に進めたのは全体の4%どまり。33%は自動的に不採用通知が届き、残りは返信すらなかった。「新卒向けの求人は非常に少ない」とトロウさん。「今卒業する知人は皆、就職活動に苦労している」と話す。