需要集めた10年国債入札、市場の視線はリスク含みの30年債入札へ移る
財務省が3日に実施した10年国債の入札は堅調な需要を集め、長期金利の指標となる10年債利回りは低下した。ただ、今週は需要動向に不透明感が残る30年国債の入札を5日に控えており、中期債の上昇は限定的にとどまった。
入札結果によると、応札倍率は3.66倍と前回(2.54倍)を上回り、2024年4月以来の高水準となった。最低落札価格も99円3銭と市場予想(98円95銭)を上回った。落札価格の平均と最低の差であるテールは1銭と前回の18銭から大幅に縮小し、良好な需要が集まったことを示唆している。