米国債市場で債券自警団の動きが活発化、格下げきっかけに警鐘鳴らす

  • 予想されていた格下げにも投資家反応、米30年債利回りは5%超
  • 予算案には裏付けのない減税、「赤字に対処するのか市場は懐疑的」
The US Capitol building.Photographer: Stefani Reynolds/Bloomberg

財源のない減税を巡る議論が米議会で本格化する前から、米国債投資家は明確かつ声高にメッセージを発している。米政府が歳入を上回る支出を続けるなら、重大な結果を伴うことになるというメッセージだ。

  格付け会社ムーディーズ・レーティングスがついにしびれを切らし、米国の信用格付けを最上位の「Aaa(トリプルA相当)」から引き下げたが、これは案の定と言うべきだろう。ムーディーズは、政治が深刻な二極化に陥る中で、長年繰り返される債務増加と財政赤字のパターンに改善の兆しが見られないと指摘した。