投資家懸念、フラッシュクラッシュ以来の強さ-米国債オプション
- 利回り上昇リスクをヘッジするプット価格が上昇
- 米国債現物市場でも「中立」ポジションが年初来の高水準
米資産に対する不安感の高まりは、長期国債の売りと利回り急上昇につながったが、オプション市場でも顕在化している。さらに大きな損失に備えるプレミアムは、2021年の「フラッシュクラッシュ」以来の高水準に達している。
米国債オプション市場では、利回り上昇リスクをヘッジするプット(売る権利)価格が、利回り低下で利益を得られるコール(買う権利)に比べて上昇し、スキューが大きく上振れした。これほどプットが選好されたのは21年2月25日以来。流動性逼迫(ひっぱく)を背景に米国債価格が突然、急落するフラッシュクラッシュが起きた日だ。