日証協がネット取引指針の見直しを検討、不正事案多発で-関係者
日本証券業協会が、インターネット取引での不正を防止するためのガイドラインの改訂を検討していることが11日、分かった。証券各社で顧客のIDなど口座情報が盗み取られ、不正な取引が行われる事案が相次いだことを受けた対応。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
関係者らによると、同協会の「インターネット取引における検討ワーキンググループ」が今月に入り議論を開始。多要素認証と呼ばれる本人確認に2つ以上の要素を用いるセキュリティー水準が高い認証方法を、より強く会員証券会社に促す必要があるかなどを検討するという。ガイドライン改訂は、2021年7月以来行われていない。