世界の富豪500人、資産計16.8兆円減少-DeepSeekショックで株価急落

  • AI関連の資産を持つ億万長者への打撃顕著
  • エヌビディアCEOやオラクルのエリソン氏、200億ドル超失う

エヌビディアの共同創業者ジェンスン・フアン氏をはじめ、世界で最も裕福な富豪500人の資産は27日に合計1080億ドル(約16兆8000億円)減少した。中国の人工知能(AI)開発企業DeepSeek(ディープシーク)の低コストモデルが欧米企業の脅威になるとの懸念からテクノロジー株を中心に主要株価指数が急落したことが響いた。

  AIに関連した資産を持つ億万長者が、最大の損失を被った。フアン氏の資産は201億ドル(20%)減少。一方、オラクルの共同創業者であるラリー・エリソン氏の資産は226億ドル減り、金額としてはより大きいが減少率では12%にとどまったことが、ブルームバーグ・ビリオネア指数の集計に示された。デルの創業者マイケル・デル氏は130億ドル、バイナンス・ホールディングスの共同創業者である趙長鵬氏は121億ドルをそれぞれ失った。