麻薬カルテルをテロ組織指定の米大統領令、銀行業界を萎縮させる恐れ
- 罰則恐れ融資に対して一段と慎重なアプローチ取る可能性高い
- 不動産やガソリン販売、警備サービス、製造業にも影響の公算
トランプ米大統領はメキシコの麻薬カルテルを外国テロ組織に指定することで、金融機関やその他企業に対し萎縮効果を与える可能性がある。たとえ意図的でなくても犯罪者へのサービス提供や金銭支払いで厳しい罰則を科されるかもしれないと恐れるからだ。
元当局者によると、取引の仲介役としての役割を踏まえると、メキシコの銀行業界は融資やその他サービスに対して特に一段と慎重なアプローチを取る可能性が高い。同国の銀行部門は、少数の外資系企業が支配する寡占状態にあり、鉱業や畜産から運輸業や農業に至るまで、麻薬取引と関係があるとされる分野での事業を縮小する可能性があるという。