GPIFの実質運用利回り引き上げへ、1.9%提示-厚労省審議会
- 現行の目標は1.7%、25年度からの次期運用目標での案を提示
- GPIFの次期中期目標は年明け以降に策定される見通し
厚生労働省は2日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画で、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から0.2ポイント高い1.9%とする案を示した。GPIFが株式への投資配分を増やすことにつながる可能性もある。
同日開催した社会保障審議会資金運用部会で案を提示した。厚労省がGPIFの次期中期(2025年度-29年度)の運用目標を設定し、それを基にGPIFが資産運用の大枠である基本ポートフォリオを策定する。運用利回りの目標が引き上げられれば、ポートフォリオの構成比率が変更される可能性もあるため、市場関係者の注目が集まっている。