トランプ氏の盟友ベセント氏、経済「ショック」で米国株は下落へ

  • キー・スクエア率いるベセント氏、米経済は不安定な均衡状態
  • ベセント氏はトランプ氏復帰なら経済分野の要職に任命される可能性

2024年米大統領選挙で返り咲きを目指すトランプ前米大統領の有力な資金調達者で、マクロファンドのキー・スクエア・キャピタル・マネジメントを率いるスコット・ベセント氏は米経済は大半の投資家が考えるよりも脆弱(ぜいじゃく)であるため、米国市場のボラティリティーが急拡大し、株価が下落すると予想していると述べた。

  ベセント氏は今月の顧客向けレターで、「米経済は新興国市場型の不安定な均衡状態にあるとわれわれは現時点でみている」と説明。大幅な財政赤字と短期証券発行が株と不動産の資産バブルをあおっているとした上で、「選挙期間中は特にそうだが、こうした特徴を示す新興国市場はすべて、相場を押し下げる経済ショックを経験している」と指摘した。