PwC、中国で顧客離れや人材流出の動き-恒大の監査巡り罰金の恐れ

  • 3月以降、中国の上場企業30社余りがPwCを監査法人から外す
  • PwCの中国の一部パートナーはライバル事務所への転職図る
PwCの上海の事務所Photographer: Raul Ariano/Bloomberg

国際会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が中国で規制上の問題に直面していることを受け、顧客離れが起きているほか、一部の会計士はライバル事務所への転職を図っている。中国におけるPwCの将来性に疑問が投げかけられている。

  証券取引所に提出された文書によると、3月以降、中国本土に拠点を置く上場企業30社余りがPwCを監査法人から外した。不動産開発大手の中国恒大集団は売上高を水増し計上したとして中国当局から処分を受けており、会計処理におけるPwCの役割も調査されている。ブルームバーグ・ニュースの報道によると、中国はPwCに対して過去最大規模の罰金を科すことを検討しており、一部の現地業務を停止させる可能性もある。