スワップスプレッドに縮小圧力、日銀の国債買い入れ減額懸念を反映
- 日本の10年物スワップスプレッドは19カ月ぶりの低水準
- 日銀のオーバーシュート型コミットメント撤廃の可能性を市場は意識
日本銀行がインフレ目標に対するコミットメント(公約)を弱めるのではないかとの観測が広がる中、投資家は日銀による国債買い入れのさらなる削減を警戒している。
日本の10年物国債はオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)対比で19カ月ぶりの割安水準となった。こうしたスワップスプレッドの縮小は、日銀の買い入れ削減により債券の需要が減少するとの見方を反映している。市場がマイナス金利の解除を完全に織り込む中、日銀の金融緩和政策の他の部分に変更が加えられる可能性に投資家の注目が集まっている。