日経平均34年ぶりに史上最高値、パラダイムシフトで海外資金流入

  • 底流にデフレ脱却や企業統治の改革期待、米国株高続きリスクオンも
  • 2008年には一時7000円割れ、リフレ政策導入の13年以降次第に回復

2024年2月22日の日経平均終値(東京証券取引所の株価ボード)

Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg

日本を代表する225銘柄で構成される日経平均株価が史上最高値を34年ぶりに更新した。デフレ経済からの脱却や上場企業のコーポレートガバナンス(企業統治)改革に対する期待などから、日本株は昨年も世界的に優れたパフォーマンスを記録した市場の一つだが、海外投資家の資金流入が続く中、歴史的な転換点を迎えた。

  22日の取引で日経平均は前日比2.2%高の3万9098円68銭で終了。バブル経済絶頂の1989年12月に付けた終値ベースの最高値(3万8915円87銭)を上回った。景気のソフトランディング(軟着陸)期待や好決算だった半導体メーカーのエヌビディアなどテクノロジー株の好調を背景に米国株が最高値圏で推移。為替相場も1ドル=150円台と年始から円安方向で取引され、日本の企業業績を楽観視するリスクマネーの流入も日本株を押し上げている。